「光老化」とは
紫外線を浴びることによって起こる、
皮膚の老化のことをいいます。
「しみ」や「しわ」「肌のかさつき」「肌が敏感になった」「ニキビが治らない」など、
さまざまな皮膚トラブルを解消したいときは、紫外線対策を万全にする必要があります。
老化の原因は紫外線の影響が大きい!
老化の原因は、
加齢によって新陳代謝が衰えるといったことはもちろんですが、
紫外線による老化の方が、ダメージが大きいです。
紫外線を多く浴びると、その影響で
年齢よりも老けて見えてしまう恐れが 😯
光にさらされている顔と、
衣服でおおわれている皮膚とを比べてみると、
同じ皮膚でも、衣服でおおわれている方は
比較的ツルツルとなめらかですが、
顔をよく見てみると、細かいシミやしわが確認できるでしょう。
光老化をしやすい人は、屋外にいることが多い人です。
室内にいるのが多い人と比べて
顔に深いしわが刻まれているものです。
光老化を防ぐためには、しっかりと紫外線対策をしましょう
紫外線を予防することによって、10年後の肌に差がついてきますよ。
参考書籍:プラセンタでみるみる肌が白くなる (ビタミン文庫)
紫外線の種類
紫外線には主にA波とB波があります。
紫外線A波(UV-A)
→ 肌の奥深くまで達してダメージを与え、しわ、たるみの原因になる。
窓ガラスや雲を通り抜けるため、
室内や曇りの日でも注意が必要です。
紫外線B波(UV-B)
→皮膚がやけどを起こすため、肌が赤くなる日焼けとなる。
メラニン色素を生成し、色素沈着するため、しみ、そばかすの原因になります。
また、皮膚細胞のDNAを傷つけるため、皮膚がんを引き起こすことも確認されています。
紫外線防止には、
●「肌の露出をなるべく避ける服装をする」
●「日焼け止め化粧品を使用する」
といったことが効果的です。
日焼け止め化粧品の表示について
「PA」は紫外線A波をカットする効果を示し、
「SPF」は紫外線B波をカットする効果を示しています。
「PA」は「+」の数が多いほど、
紫外線防止機能が高くなります。
PA+「効果がある」
PA++「かなり効果がある」
PA+++「非常に効果がある」
PA++++「極めて効果が高い」
日焼け止めの選び方
ほとんど室内で過ごす、
外出は2時間以内といった日はSPF25以上、
PA「++」以上を選ぶとよいです。
レジャーやスポーツの場合はSPF40以上、
PA「+++」以上のものを選ぶとよいです。
※日焼け止めを効果的に使うためには
まめに塗りなおして使用しましょう。